クラシック
YAMAHA GT750 こざかしい手を使わずに、あくまでもLPの原点に戻って基本的なことに努力したLPです。重量級のターンテーブルを力のあるモーターで回転させ、電気的な制御をしないで基本的な性能のアームを使い音の良さを追求しています。
只残念なのはキャビネットが少々頼りないのが残念です。上の機種のGT2000ではそこまで完成されているのですが。キャビネットをコンコンとたたくとカートリッジが音をひらうのがよくわかりますよ。
SONY PS-FL77
PD-T07A パイオニアが既存のCDプレイヤーの発想の転換をさせた機種です。
今までのCDプレイヤーはCDのタイトルなどを印刷された面を上、音源を入れた面を下にして読みとりレーザーを下から上に向けて演奏していました。
CDの中心部の僅かな部分でCDを保持するため回転揺れが生じ、レーザーの読み取りエラーがかなり発生し、それを修正回路で修正した音を音楽として耳に聞いていたわけです。LP音源を主に聞いていたオーディオマニアはCDに対しての違和感が長い間拭い去れませんでした。いくら高域がよく伸びており、低域がよく出ておりプチプチというLP特有の雑音がなくSN比が良くても音楽として何かが違うのです。
パイオニアはLPのシステムをCDに応用しました。CDにLPのターンテーブルを用意し、レーベル部を下にし音源部を上にして、ターンテーブルに載せることにより揺れのない安定した回転を実現しました。これによりCDの読み取りエラーがより少なくなり音楽としての実音源に近づいたと思われます。
他のCDと比べてキンキン音がなくなり音が丸くなったように思います。
これによりクラシックが聞きやすくなりました。
TEAC MD−10
LUX SQ38FD かの有名な幻の名器LUX SQ38FD 30数年前にLUXが作った手作り配線の真空管アンプ。現代のアンプのような基盤は使っていない。作った人の心が詰まっている。またとっても不安定で壊れやすいアンプ。劣化の激しいオイルコンデンサーなどの部品を耐久力のある部品に変えて出したのがSQ38FDU。
壊れにくくするために一番大事な音質を犠牲にした改造。世の中にはよくあることだ。でも片チャンネルの真空管が飛ぶと2万円、電源トランスが同時に飛ぶと5万円、両チャンネルが飛ぶと10万円の修理代がかかると思うと、びくびくしながら聞くクラシックは精神的にかなり不安定な状態。
SQ38FDの音質は周波数的に上下がのびているとか、ワウフラッターがどうだかというのではなく、アンプは本当によい楽器だと感じさせてくれる音を出してくれる。
ファーと包み込むような、音楽を聴きながら眠りにつかれるような音を聞かせくれるSQ38FDは今一番大事なアンプです。
タンノイ アーデン
HPD-385
ヤマハ 
YSTーSW1000L

LUX S−007 ラックスが真空管アンプを使ってクラシックを聞く為に作ったコンパクトスピーカー.。高音用ユニットはソフトドームタイプでLUXらしく、管球アンプでクラッシックを鳴らすと真価を発揮するタイプです。
(高音用ユニットは英国のロジャースか、スペンドールではないかと思われます。)タンノイと鳴らし比べるとタンノイより高域が少し堅そうだが、さすがLUX!!それなりクラシックを聞かしてくれる。